Teluruの放浪記録と趣味の忘備録

全国津々浦々巡った旅行記録とまた行きたい箇所の忘備録。

北陸と京都に行った回1日目(20230126)

ひとつき前のことを今更忘備録がてらつらつら。

当初雪が見たいと思い立ち、北陸に行くことにした。きっぷを手配しようとした際に、単純に往復するよりぐるりと回ったほうが色々楽しめるんじゃね?と思い都内発〜北陸、京都経由〜都内着の移動計画を立てたのが今回の旅の始まり。

計画当初はまだ日本海側も雪は酷くなく特に心配していなかったのだが、JPCZだかの動きで出発数日前から大雪が見込まれてしまっており、旅行前からすでに暗雲が立ち込めていた。さらに間の悪いことに1月24日(=旅行2日前)に京阪神地区の大雪でJR西日本の主要路線が運転見合わせの上立ち往生、旅客の避難誘導に手間取るという事象が発生した。鉄道事業というのは同種事象の至近期間での再発を極端に嫌がるものであり、今後の天候次第では早期の運転取りやめが容易に想像できた。このため計画した旅程でいくと、場合によっては北陸トンネルを抜けられず、福井でどうにもならなくなる可能性が出てきてしまったため、不安7割旅行の楽しみ3割ぐらいで出発した。

さて、旅行当日。この日は平日であるが、御存知の通り?かは知らないが私は不規則勤務の底辺労働者であるため夜勤上がりで早い時間からフリーとなっていた。いつもの夜勤終わりのルーチンで仮眠した後近くの銭湯で汗を流して出発。地元?錦糸町でお昼ごはんを買っていざ新幹線でまずは金沢へ。

お昼として購入したのは錦糸町にある味吟さんのお弁当。なんでこの店にしたかはリコリス・リコイルordinary daysを読めばわかるはず。今更ながらリコリコはいいぞ。ちなみに同じく登場する花いなりは梅も美味しいけどガリが個人的には好み

味の方は普通においしかったですはい。お稲荷さんのお上げの味が濃いのと大きくて満足。

新幹線で金沢到着後は市内をぶらぶら。まずは国立工芸館へ。もともと東京の国立近代美術館工芸館だったものが石川へ移転したものだそうで。

この時やっていた展示は写真撮影可能だったが展示によっては異なるんので注意が必要。なお、自分にはまだ近代芸術というものがわからないということだけがわかった。悲しい。感性が足りていないらしい。

その後に行ったのは谷口吉郎・吉生記念 金沢建築館。

www.kanazawa-museum.jp

谷口吉郎という人を私は知らなかったが、どうやら迎賓館赤坂離宮の和風別館や葛西臨海水族園の建築をした人らしい。赤坂にあるものと同じサイズのものが金沢にも設置されており内部を見ることができる。

また、企画展として【「みんなの建築をつくる」-東京都葛西臨海水族園広島市環境局中工場-】が行われていた。企画展は撮影禁止だが、当初計画案や建築模型など展示されており、葛西臨海水族園に対する建築家の思いが多少なりとも理解できた。であるからこそ、都のすすめる葛西臨海水族園の更新に向けた事業計画に今のままでは賛成することができないと改めて思った。

さて、展示を見ていればあっという間に17時。この期間は18時〜兼六園の夜間ライトアップを行っていると聞き、いざ兼六園

金沢駅18時41分発のサンダーバードに乗るためには18時開園、同15分にはバスに乗らなければならないというハードスケジュールを組んだ自分を呪う。ダッシュで見て速攻金沢駅へ。そしたらなんとこれである…

現在時刻18時42分。1時間以上前の列車が残っている上、このサンダーバード40号になるべき列車はまだ敦賀駅付近を走行しており、この後ろのサンダーバード42号は運休するとの放送が流れる。終わった。このあとは諦めて普通電車でもまれながら福井駅まで行きましたとさ。1日目終わり。