北海道にチャリ持っていった回4日目(20221015)
北海道旅行最終日。朝飯前に運河近辺を散策する。
観光客がいないのでのんびり回れて良い。観光のために埋め立てられ走りやすい道になった中央運河もそれはそれで良いが、個人的には北海製罐の先の埋め立てられていない北運河が好きだ。
ホテルに戻って朝飯。今日もたくさんチャリを漕ぐのでへばらないようにたくさん食べる。バイキング形式で色々食べれて満足。
さて、小樽駅まで出てそこからバスで山の方へ。基本どの路線も時間2本、30分に1本あるのでそこそこ使えるダイヤとなっている。
目的地は北海道新幹線新小樽駅建設予定地。小樽市の開発計画によると地域一帯を再開発する予定らしい。
https://www.city.otaru.lg.jp/docs/2020120400236/file_contents/keikaku.pdf
いまは後志トンネルを掘っている最中のようで反対側の朝里トンネルは抗口が見えなかった。
道路挟んで反対側の一部は立入禁止のバリゲードがあった。その先には下のような掲示文が。
ちなみに個人的に見たかったのはこれである。新幹線工事が始まると撤去されるので見ておきたかったのだ。
ちなみに工事現場側の囲いにも似たような表記はあった。表記がE5系だったが果たして開通時にこの車両は札幌まで来るのか…
満足したので市街地戻る。ここまでバスで来て山中という位置エネルギーをためたので、帰りは海に向かってそのエネルギーを消化するだけ。ほぼ漕がずに5号線まで出られて大変快適。本当は途中で曲がって北海道ワインの本社に行こうと思っていたのだが、すっかり忘れていた。まあ思い出してもあの坂登るかと言われると…微妙。
この後はミルクプラント行ってソフトクリーム喰って旧日銀小樽支店にある金融資料館→小樽市総合博物館と回る。
ソフトはチャリダーの主食らしいので。色々味があったがとりあえずは無難な奴。うん美味しい。
小樽市総合博物館の屋外展示を見て思ったのは(仕方がないとはいえ)ものを置いているだけで博物館として機能していないなと。車両は痛みまくって適切な保全がなされていない。この車両がどういう用途でどこで使われていたのかなどの説明が全くと行っていいほど無いため、事前知識が無いとほとんど展示がわからない。本来即座にスクラップするものを朽ち果てるまで置いておく廃棄延命場に見えてしまった。あの時代の車両にはアスベストとかも入ってるし、ちょっと展示方法に疑問が残る。立地や入館料などからしても維持が大変なのはわかるがなんだかなぁという感じである。屋内展示は良かったので残念である。
屋外でも蒸気機関車が走る線路だけはきちんと整備されているようで、踏切警報機柱の柱だけが新品に更新されていた。
分岐部にもきちんと油が撒かれており、本物の鉄道よりも適切な維持がなされているところは驚いた。また、今時珍しいトレッドルが設置されており、おそらく踏切制御用と思われる。出発要求が交通信号機の横断歩道用押し釦なのも面白かった。
そんなどうでもいいことを見ていたら帰りの時間が迫っていた。
お土産を買っていないのを思い出し急いで買って駅前のかま栄でつまみを買ってエアポートに飛び乗る。パンロールが有名だが個人的にはマヨロールzのほうが好み。
3.5日ほどだが久々の北海道、楽しかった。また来たいものである。
また、チャリの航空機輪行実績が解除されたので手軽に遠方にチャリを持っていって街乗りをしたくなった。
まだ行ってから半月ほどしか経ってないのに欲望とは恐ろしいものだ。