九州に行った話4日目その2【長崎散策】(20220704)
さて数日ぶりの更新。
NTT施設見学後は腹減りなので飯。
女神大橋を渡ると対岸へは市内を回るより爆速でつける。課金は普通車100円、今となっては珍しい投げ銭方式。渡った先に観光用?駐車場があり徒歩で女神大橋に行ける。
反対側にも歩道があるので湾外も望めるが、そのためには駐車場まで戻らないと行けないので暑くてパス。
昼飯でローカルチェーンな牛右衛門に。ランチもやってるけどせっかくなのでレモンステーキをば食す。
お箸で食べれるタイプのステーキで美味。
ちなみにここ、断崖絶壁の上に立っており、窓側の席からは長崎の港が見える。
また、真下を見れば小菅修船場跡がある。
食後は小ヶ倉へ。
ここには日本初の海底ケーブルである大北電信の上海〜長崎〜ウラジオストク線のための海底ケーブル陸揚庫がある。柵に囲われており眺めることしかできないのが残念だが…
画像には写っていないが説明碑が立っているからわかるのであってこれだけだとなんの設備だか正直わからん…別のところにあったのを移築したらしい。
東京多摩にあるKDDIミュージアムにもこの建物に対する説明が軽くあり、3日に見た長崎市内の国際電信発祥の地までケーブルが引かれており、普段はそちらで電信士が通信業務を行うが、台風などで通信状態が良くない日はこちらに籠もり通信業務をしたとかなんとか。画像はKDDIミュージアムにある当時の通信士の作業机の様子。プロジェクションマッピングで各機器の役割を説明してくれるが動画撮影はNGなので。
(いつの間にか有料になってる…個人的には有料でも見る価値があると思ってる)
適当に時間を潰したら長崎市内へ戻る。
本日最後の立ち寄り地、松翁軒本店のその2Fにある喫茶室セヴィリアへ。前回2020年に訪れた際はコロナのせいで営業中止をしていたので訪問は初。
長崎のカステラといえば文明堂や福砂屋が有名だが個人的にはここが好き。物産展などを除き長崎と博多以外では基本購入できない。(まあECサイトはあるのだが)
2Fに上がった瞬間からオシャンティー過ぎて正直自分には場違い感があるが気にせず進む。
ここではカステラで使ってる卵と砂糖を使ったミルクセーキが提供されている。
※長崎のミルクセーキは世間一般でいう乳飲料ではなく氷菓子である
味は言うまでもなく美味。この日は蒸し暑かったのでミルクセーキが非常に美味しかった。適度にのんびりしたら空港へ。4日間の九州旅行はこれにて終わり。
次の旅先はいつ、どこになるのか。時勢と財布と要相談。
九州に行った話4日目その1【長崎(海底線史料館)】(20220704)
九州散策4日目。今回の九州散策の目的でもあるNTTワールドエンジニアリングマリンの海底線史料館へ行く。
本当は2020年のgotoトラベル(死語)開始直後に長崎に行った際に見学する予定だったのだが、残念ながらその時は情勢もあり臨時休館していたため2年ぶりの目標達成である。荷物や事後の予定もあったためレンタカーで行ったが、西泊バス停からすぐであり、バスの本数もそこそこあるので公共交通機関で行ってもわりかしどうにかなる立地であった。ちなみに、長崎駅からここまでの道路が三菱重工の造船ドック脇を通るのでテンションは上がる。
事業所到着後はご担当の方から軽い説明を受けた後史料館へ。建物は明治29年にできたもので、世界遺産になっている三菱造船所の史料館よりも2年も古いんですよ!(サイズはめっちゃ小さいですが…)とのこと。
由来とかは公式サイトを見てもらって展示物について。海底線史料館と言うなの通りケーブルの展示が半分近く。初期の海底ケーブルは概ね揃ってるんじゃないかな。最近瀬戸内海のケーブル撤去があったらしくそれも展示品に加える予定ですとのこと。(ケース外に既においてあった)
見学時には見学者が勝手に見るか担当者の説明を付けたほうがよいか聞かれるので好きな方を選ぶのが良いかと。自分は知識が浅いから説明してもらった。
この建物は史料館になる前は倉庫代わりに使われていたのもあり、戦前旧大日本帝国軍関連施設として使われていた当時の資料も保管されており、興味のある人には面白いのだろう。自分は興味があまりなかったのでスルー。
むしろ自分は入り口すぐにおいてあった各種要因により破損したケーブルの方が興味があった。
一通り説明頂いたあと、引率してくれた方から一言。「そこにきずなが泊まってるんですけど見ます?」まさかの敷設船の船内見学までさせてくれるとは。
早速乗船。
乗り込むとそこは作業デッキ?下層のケーブルタンクからケーブルを引き出して海に下ろすための準備作業をするフロア。ケーブルタンクが2個あるのでこのような穴が写真に写っていない反対側にもある。
このまま外へ出るとケーブルを下ろすためのシーブが。景色がいいのでシーブより風景に目が言っちゃうのはご愛嬌。
エレベーターは無いので階段を使って上下移動。次の行き先は食堂。至って普通
写真無いが、休憩室にはカラオケとDVD、BDが。カラオケはDAM。
さらに上がって艦橋。ケーブル敷設時は船を海上に固定する必要があるため、位置把握の精度を上げるためにDPSや位置保持のための細かい操船をするためにアジマススラスターなどがついているらしい。が船の事はさっぱりなんだ、すまない。ちなみに金比羅宮の札が祀られていた。
次はフロアを降りて船員室。来客者向け船室を見せてもらったが、国内クルーズ船の上位クラスレベルの接遇設備であった。最近エアウィーヴを導入したらしい。主にこの部屋を使うのはケーブル敷設発注者とのことであった。
ケーブルタンクの中は流石に入れなかったが上から覗き込めたので。
とりとめのない内容になったが、興味がある人は是非行ってみてほしい。知名度が低くあまり人が来てくれないと嘆いていたので。
九州に行った話3日目【博多→長崎】(20220703)
九州旅行3日目!
月曜午前から長崎で用事があるので実質移動Day。。。なはずだったんだけど、向こうついてもやること無いし…ってことで博多近郊で面白いところ…って考えて香椎線の自動運転の現状を見に行くことに。もともとはC99に向けて同人誌書いていたんだけど、アレのせいで中止になってから宙ぶらりんになってたので頭の更新へ。細かい動作は省くけど書きたくなったらこれも書くかも。2021年の供用開始時は停車位置が全部4両位置だったけど、最近は2両の列車は昔見たいに2両位置に止まるようになったのね。
お昼ごはんは博多駅前で。駅前のレストラン街は博多区民全員外出しているのか?ってレベルでゲロ混みだったけどちょいと駅から離れたとこ行けばガラガラなあたりあれは観光客なんだなと実感。ちょうど回転したところだったのでこちらに。
石焼き ポルチーニ茸のたっぷりチーズリゾットとドライレモンサワーを頂く。
突き出しの自家製豆腐が美味しかった。
その後はかもめ号で博多→長崎へ。乗ったことなかったから高速バスも考えたけど、秋に新幹線できると通しで乗れなくなるなーと感じて電車で移動することに。指定席ほぼ満席でアフターコロナ始まったなって感じ。自由席もそこそだったけど、指定席の混雑に比べればガラガラ。やっぱり最後は自由席が勝つ。
長崎つくも想定より早かったのでちょいと観光へ。
大浦天主堂電停下車して行く先といえば四海樓…ではなくこちら。
これは明日行く先の予告でもあったり。
その後は晩ごはん。在日日本人観光客らしくご当地グルメを食す。
初めてなのでおすすめを食べたけど三色丼イマイチ…バッテラにするべきだった…
その後は行ったこと無いから稲佐山へ。ロープウェイ定期点検中らしく人がいないかなーと思いまして。人はいうほどいなくて快適だったけど、言うほど夜景キレイか…?って感じ。
個人的には一昨日の皿倉山のほうがきれいだし、反対側の鍋冠山公園でみた長崎の夜景のほうが好きだったり。参考
好みは人それぞれだから仕方ないね。
九州に行った話2日目【北九州→博多】(20220702)
北部九州旅行2日目。
今回の旅行の目的の1つであるゼンリンミュージアムに行く。
鉄道開業150周年企画展「鉄道網から読み解く近代日本」を見る。日本全土、北九州、首都圏と3つにブース分けされており、解説も含め興味深かった。図録が欲しかったのだが、企画展は販売してないらしく、入場時に貰ったパンフがそれらしい。残念。
その後、門司港へ移動。NTTの運営している門司電気通信レトロ館へ。
前回来たときは感染症のせいで臨時休館していたためやっと行けたという感じ。展示物の一部は動態保存されており、恥ずかしながら手動交換機の使い方を初めて知った。また、ステップバイステップ自動交換機のうちA型と呼ばれるものは三鷹のNTT史料館にも展示されているが、H型はここにしか展示がない。展示エリアとしては三鷹の半分もないが実機の稼働展示エリアが多くてよかった。知り合いの通信技師が酒を飲むと語ってくれた昔話を思い出しながら各機器の稼働を見るとなるほどなーとなんとなくだが動作原理を理解できた気がする。(逆探知の仕方や回線管理を兼ねた盗聴の話とか)
その後、友人と合流するために門司港駅へ。
元貨物線を活用した門司港レトロ観光線沿いの遊歩道を歩く。が何だこれは…仕事柄地面を見て歩くことが多いがここまで用地杭(赤いやつ)が刺さってるの見たことねぇぞ…
合流したら門司港から博多へ。移動手段はまさかのJR九州高速船が臨時運行しているQUEEN BEETLE。北九州ー博多間の移動価格としては高いが、今しか乗れないだろうしということでビジネスクラス課金。
免税されない免税店が船内にあるのだが、日韓航路の名残か韓国製品がそこそこ並んでてた。
福岡に半年ぶりぐらいに行ったことになるんだけど、驚いたのは人の多さね。コロナ前はもっといたかもしれないけど、ここ2年ぐらいの比較的ガラガラに慣れていたせいか多すぎてもうびっくり。飲み屋に行列が…!みたいな。
もつが食いたかったので駅前のおおやまへ。(東京にもあるんだけどね)
久しぶりにもつなべ食ったけどやっぱウメェわ。
そのあと別れてホテルIN。
九州に行った話1日目【北九州散策】(20220701)
流行りの感染症も落ち着いてきたし移動したい欲が溢れていたので九州へ。午後半休で飛んだのでこの日は実質何もしない予定…のハズがなんか皿倉山に登っていた模様。
夏の九州の日没時刻は19時過ぎで下手すると20時でもまだ少し明るかったりする。
皿倉山展望台へは八幡駅とスペワ跡地のショッピングモールから無料のバスが時間2本ぐらい出ているのでそれで行ける。麓から山頂までの交通手段はケーブルカーとスロープカーの乗り継ぎが必須。山麓←ケーブルカー→中腹←スロープカー→山頂。
往復通しで1250円だっけ?北九州市民は割引がある。スペワ跡からのバスを使っても今は割引があるらしいが今後は不明。
ケーブルカーもスロープカーも3本/1hの運転本数。ただし、山頂で1泊はできないので終了時間に人が多いと増発するとか。
景色はさすがは新日本三大夜景と言われるだけあってきれいだった。
この日の晩ごはん
黒崎駅から徒歩3分程度。商店街の中にある「豚カツと和食 のぶたけ」にて。
ハイポー豚という豚らしいが馬鹿舌なので違いはわからなかったが美味しかった。
150gを頼んだがきつかった…120gで良かった…残さず食べたけど脂がキツイ。歳じゃないと思いたい…