Teluruの放浪記録と趣味の忘備録

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九州に行った話4日目その1【長崎(海底線史料館)】(20220704)

九州散策4日目。今回の九州散策の目的でもあるNTTワールドエンジニアリングマリンの海底線史料館へ行く。

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本当は2020年のgotoトラベル(死語)開始直後に長崎に行った際に見学する予定だったのだが、残念ながらその時は情勢もあり臨時休館していたため2年ぶりの目標達成である。荷物や事後の予定もあったためレンタカーで行ったが、西泊バス停からすぐであり、バスの本数もそこそこあるので公共交通機関で行ってもわりかしどうにかなる立地であった。ちなみに、長崎駅からここまでの道路が三菱重工の造船ドック脇を通るのでテンションは上がる。

事業所到着後はご担当の方から軽い説明を受けた後史料館へ。建物は明治29年にできたもので、世界遺産になっている三菱造船所の史料館よりも2年も古いんですよ!(サイズはめっちゃ小さいですが…)とのこと。

由来とかは公式サイトを見てもらって展示物について。海底線史料館と言うなの通りケーブルの展示が半分近く。初期の海底ケーブルは概ね揃ってるんじゃないかな。最近瀬戸内海のケーブル撤去があったらしくそれも展示品に加える予定ですとのこと。(ケース外に既においてあった) 

見学時には見学者が勝手に見るか担当者の説明を付けたほうがよいか聞かれるので好きな方を選ぶのが良いかと。自分は知識が浅いから説明してもらった。

この建物は史料館になる前は倉庫代わりに使われていたのもあり、戦前旧大日本帝国軍関連施設として使われていた当時の資料も保管されており、興味のある人には面白いのだろう。自分は興味があまりなかったのでスルー。

むしろ自分は入り口すぐにおいてあった各種要因により破損したケーブルの方が興味があった。

一通り説明頂いたあと、引率してくれた方から一言。「そこにきずなが泊まってるんですけど見ます?」まさかの敷設船の船内見学までさせてくれるとは。

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早速乗船。

乗り込むとそこは作業デッキ?下層のケーブルタンクからケーブルを引き出して海に下ろすための準備作業をするフロア。ケーブルタンクが2個あるのでこのような穴が写真に写っていない反対側にもある。

このまま外へ出るとケーブルを下ろすためのシーブが。景色がいいのでシーブより風景に目が言っちゃうのはご愛嬌。

エレベーターは無いので階段を使って上下移動。次の行き先は食堂。至って普通

写真無いが、休憩室にはカラオケとDVD、BDが。カラオケはDAM

さらに上がって艦橋。ケーブル敷設時は船を海上に固定する必要があるため、位置把握の精度を上げるためにDPSや位置保持のための細かい操船をするためにアジマススラスターなどがついているらしい。が船の事はさっぱりなんだ、すまない。ちなみに金比羅宮の札が祀られていた。

次はフロアを降りて船員室。来客者向け船室を見せてもらったが、国内クルーズ船の上位クラスレベルの接遇設備であった。最近エアウィーヴを導入したらしい。主にこの部屋を使うのはケーブル敷設発注者とのことであった。

ケーブルタンクの中は流石に入れなかったが上から覗き込めたので。

とりとめのない内容になったが、興味がある人は是非行ってみてほしい。知名度が低くあまり人が来てくれないと嘆いていたので。

左きずな、右おりおん